ワカサギと聞くと、北海道の氷が張った湖で、氷に穴を開けて釣るイメージが強いのではないでしょうか。
もしくは、山梨県山中湖等で盛況のドーム船での釣りを思い出す方も多いかもしれません。
しかし、そんな冬の風物詩ワカサギ…なんと兵庫県で数釣りを楽しむことができますので、釣り場と釣行記を併せて紹介したいと思います。
目次
ワカサギとは
キュウリウオ科キュウリウオ目の魚で、8-13cmほどの小型サイズの魚になります。
多くは1年で生涯を終えますが、2年目以降も生き続け、15cmほどまで成長するメガサギと呼ばれる大物もいます。
寒い時期にシーズンを迎える魚というイメージのとおり、元々は北海道などの寒い地域に多く分布をしていましたが、現在では放流等により本州の各地に多くの個体が生息しています。
味は淡白であっさりしていて、天ぷらを始めとした様々な調理法で楽しまれています。
兵庫県のワカサギ釣り
北海道ぐらいの寒い場所でしか釣れないと思われがちなワカサギですが、兵庫県にも数ヶ所ワカサギ釣りのできる場所があります。
①佐仲ダム
兵庫県の丹波篠山市にあるアウトドア複合施設、ハイマート佐仲の中にあるダム釣り場です。
釣りができるだけではなく温泉やオートキャンプ場も併設されており、家族連れでも楽しめる魅力的な施設となっています。
営業時間:7:00~16:30
定休日 :火曜日
住所 :兵庫県丹波篠山市小坂459-3
ワカサギ釣りのシーズン:9月中旬~4月
ホームページ:ハイマート佐中-Fishing-
②東条湖(東条湖 BIGBITE)
皆さんもご存知の「東条湖おもちゃ王国」のある兵庫県加東市の東条湖でもワカサギを釣ることができます。
1日目は東条湖おもちゃ王国で遊び、2日目にワカサギ釣りを楽しむ…というのも家族サービスに良いのではないでしょうか(^^♪
営業時間:7:00~16:00
定休日 :年中無休
住所 :兵庫県加東市黒谷25
ワカサギ釣りのシーズン:11月~3月
ホームページ:東条湖 BIGBITE
③青野ダム(OutDoor House aono)
バスフィッシングで有名な、兵庫県三田市の青野ダムでもワカサギ釣りを楽しむことができます。
青野ダムでは自生しているワカサギを釣るのではなく、OutDoor House aonoさんがワカサギを孵化放流しているエリアがあり、その釣り場へ渡してもらって釣るという形になります。
※ボート等を使用しての無断釣行は禁止のようですので、ご注意ください。
営業時間:(土日祝)6:30~16:30
(平日) 7:00~16:30
定休日 :木曜日
住所 :兵庫県三田市末1883-2
ワカサギ釣りのシーズン:11月~3月
ホームページ:OutDoor House aono
佐仲ダムの紹介
佐仲ダムは実際に2回行ったことがありますので、写真等含めてもう少し詳細にご紹介したいと思います(^^♪
佐仲ダムでは先ほども書きましたように、手ぶらで行ったとしてもワカサギ釣りに必要となる竿やバケツ等の道具は全て借りることができます。
道具をレンタルしたワカサギ釣り初心者の方には、受付のおじちゃんから手厚~い指導もありますので、初心者だけで来ても困ることはありません(笑)
佐仲ダムは湖上に桟橋が伸びる形で、各釣り場に繋がっています。
メインの釣り場として大きなテントハウスが桟橋中央と左手にあり、右手には一人で入れるかわいいサイズのテントも設置されています。
ワカサギ釣りは寒い時期にシーズンを迎えますので、雪や雨風を防げるテントがあるのは非常にありがたいところです。
また、疲れた時には受付の横に休憩スペースもあります(^^♪
受付で売っているカップラーメンを食べたり、コーヒーを飲んでゆっくり一休みできます。
いざ実釣!〜初心者3人の佐仲ダム釣行記〜
2019年12月初旬に、兄と嫁と佐仲ダムへワカサギ釣りへ行った時の釣行記録になります。
釣り場は7:00-16:30の営業になりますので、車で7:00ちょうどに着くように向かいました。
この日は雪は降っていませんでしたが、日によっては雪がかなり積もることもあるようなので、スタッドレスタイヤの車で行くのが無難かと思います。
釣り場へ着くと、平日の開店同時にも関わらず既に数台の車が止まっており、ワカサギ釣りの人気が伺えます。
私たちはワカサギ釣りの道具は持っていませんので、竿や仕掛け、魚群探知機など必要なものは全てレンタルしました。
受付のおじちゃんの熱いレクチャーを受け、桟橋真ん中にある大きなテント内に釣り場を構え、ワカサギ釣りを開始!
しかし…
なかなか釣れない!( ;∀;)
釣りの前日は
と話していたのですが、この始末…
どうやら前日の寒波の影響で水温が低く、全体的にかなり活性の低い状況だったようです。
なんと嫁でした!
はまちや兄が1匹も釣れない中、一人釣果をあげていきます。
絵を描いたり小物を作ったり等、緻密な作業が得意なのが繊細なワカサギ釣りに向いているのでしょうか⁉
念願の1匹目のワカサギです!
我々3人の中では4匹目の釣果でしたので四郎と名付け、以降納竿まで愛でられることとなります。
コツを掴んだ後に何匹か追加し、この日は昼過ぎに納竿しました。
この日は最終的に、3人でトータル10匹前後の釣果となりました。
目標としていた100匹には遠く及びませんでしたが、全体の活性が低い中、少しでもワカサギが釣れただけでも満足でした。
釣果を残せた要因としては、やはりケチらずに魚群探知機を借りたことが良かったと思います。
佐仲ダムは水深が10〜11mと深い上に、ワカサギの回遊してくる深さは都度変わりますので、魚群探知機はほぼ必須のように感じました。
(※魚群探知機のレンタル料金は2,000円です)
さて、数は少ないから実家へおすそ分けは難しいけれど…家でこっそり3人で食べようと決め、片付けを開始しました。
しかし、片付けを終わらせて車で帰ろうとしたその時…突然受付のおじちゃんが現れ一言…
「常連のみんなからワカサギをもらってきてあげよう」
そう言って釣り場へ向かう受付のおじちゃん、しばらく待つともらってきてくれたのは…なんと30-40匹ほどの大量のワカサギ!
ということで、期せずして大量のワカサギを手に入れることができました(^^*)!
なのでこの後は、おすそ分けを兼ねて実家でワカサギの天ぷらパーティーを開催しました(^^♪
最後に…
今回は冬の風物詩であるワカサギ釣りの兵庫県の釣り場紹介ならびに、佐仲ダムでの釣行記をまとめさせていただきました。
今回紹介させていただいた場所は、一人でもファミリーでも楽しめる場所ばかりです。
ワカサギ釣りに興味のある方は今がまさにシーズンの最中ですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪