2月も終わりに差し掛かり、春を告げる魚メバルの数釣りが楽しめる時期になってきました♪
しかし…はまちは1月の半ばに淡路島観光ホテルでメバルを釣り上げて以来、明石近辺の漁港でメバルを狙っていましたが、7回も連続でメバルが釣れないという悲劇!
※詳細は2020年の釣行記録のページをご覧ください。
ということで、2月15日(土)に船でのメバル釣りに挑戦してきましたので、メバルに関する情報も含めて少しブログにまとめたいと思います(*´ω`)
目次
メバルとは
メバルは漢字では「目張」と書き、名前の通りの大きく張り出した目が特徴的です。
メバルの旬の時期は、冬の産卵から回復し脂が乗り始める春から初夏です。
冬の産卵後に体力回復のために餌を荒食いするため、春先から多く釣れるようになることから「春告魚」と呼ばれることもあるぐらい、春を感じられる魚として定着しつつあります。
岩場などの根に付く根魚とされていますが、ガシラ等とは異なり根から出てくることも多く、時には表層まで餌を求めて浮いてくることもしばしば。夜の港でパシャパシャと音を立てている魚はメバルの音であることが多いようです。
生まれてから約3年で15cmほどまで成長しますが、そこからは成長が遅くなり、いわゆる尺メバルと呼ばれる30cmまで成長するのには約10年ほどかかると言われています。
メバルの釣り方
メバルは冬頃から釣れ始めて春先に最盛期を迎えますが、その釣り方は
- 餌釣り
- ルアー釣り
- サビキ釣り
に大きく分かれます。
しかしどの釣り方であっても、夜行性のメバルを狙うときは夕方から夜中がメインの時間帯となります。
①餌釣り
メバルの代表的な釣り方として、シラサエビやアオイソメ等の餌を使用した胴付き釣りがあります。
釣具屋でセットの仕掛けも売っており、その仕掛けに餌とオモリを付けるだけで釣り可能な初心者向けの釣り方と言えます。
(※船釣りの場合は、船釣り用の胴付仕掛けが売っていますのでご注意ください)
胴付き釣りは竿の短い方がやりやすいとは思いますが、コンパクトロッドや磯竿等どのような竿も使用可能です。
ルアーとは異なりアクションも不要であり、メバル以外にもカサゴ等の様々な魚を同時に狙えますので、初心者にはコチラがオススメです♪
②ルアー釣り
最近流行りのメバルの釣り方として、メバリングと呼ばれるルアーでの釣りもあります。
0.3~3gほどのジグヘッドに、DAIWA等の各種メーカーより発売されているワームを付けてメバルを狙う釣りが主流です。
ジグヘッドの重さを何グラムにするのか?どのようなワームを使用するのか?等、餌釣りに対して選択肢が多い釣り方になります。
隣の人は爆釣なのに、なぜ私は釣れないの…?となることもしばしば、腕や知識の差が出やすい釣りと言えます。
どの選択が釣れやすいのかは場所や日によって異なるため、船釣りの場合はお店に、オカッパリからの釣りの場合は釣り場の近くにある釣具屋で聞いてみることをオススメします(*´ω`)
ちなみにはまちのオススメワームはDAIWAの月下美人、ビームスティックZEROのクリアグリッターです♪
③サビキ釣り
今回の初めて船のメバル船では、はまちもこのサビキ釣りでメバルを狙いました。
アジやイワシを釣るサビキ釣りとは異なり、仕掛けの先にカゴを付けて餌を撒きません。
仕掛けの先には、そこを取れるだけの重さのオモリをつけるだけのシンプルな仕掛けになっています。
できる限り仕掛けを動かさないことが釣果をあげるポイントになるという、オカッパリのサビキ釣りとは真逆の性質を持つサビキ釣りです。
いざ実釣!〜メバルの船釣りに挑戦!〜
2020年2月に友人と船釣りに挑戦したときの釣行記になります。
冒頭書いたとおり7連続メバルボウズの後の釣行のため、やる気に満ち溢れているはまち。
友人の車の助手席に乗り、はまちがネットで得た付け焼刃の知識をひけらかしていると、すぐに出港の場所へ着きました。
今回お世話になった釣船は釣人家さん。
兵庫県西宮市の今津港より出船している釣り船屋さんになります。
今回は半夜メバル釣りのプランに参加、詳細は以下のとおりです(*´ω`)
- プラン名:半夜メバル釣りプラン
- 時 間 :15:00~16:00受付、16:30出船、22:00頃帰港
- 金 額 :乗船代4,900円(安い!)、レンタルロッド代1,000円
初めての利用でしたが、特に問題なくスムーズに受付を完了し、今津港よりいざ出港。
今回はレンタルロッドに近所の釣具屋で購入したサビキ仕掛けを装着し、メバルを狙います。
乗船者は我々二人を含めて、おおよそ20名ぐらいでした。
神戸沖の釣り場まではおよそ20-30分ほどの移動時間でしたが、前日に仕入れたメバル知識を友人にひけらかしていると、やはりあっという間に到着。
釣り場に着くと、船頭さんの「どうぞ~~」の声を合図に、一斉に釣りが始まります。
船長さんのアドバイス通り、できる限りサビキ仕掛けを動かさないように待っていると…開始してすぐに周りでポンポンと釣果があがりだします。
いつものように周りの釣果に動揺を隠せなくなるはまち。
(※後で気づいたのですが、周りの人は最初は餌で釣られていました。どうやら餌釣りの方がサビキ釣りよりも釣れ出すタイミングが早いようです)
しかも数分後に….
友人にも釣果があがります。うらやましいッ…!
ここに来るまでに付け焼刃の知識をひけらかしていた自分がちょっと恥ずかしくなります…(´;ω;`)
しかし釣りを始めて30分ほどした頃…友人をうらやましがっているはまちにもついにアタリが!
一匹目から20cmオーバーの良サイズのメバルでした♪
この日はその後もポンポンとアタリが続き、暇な時間なくメバル釣りを楽しむことができました(^^♪
サビキ仕掛けなのにジッとしているだけでメバルが釣れるのか…?と疑心暗鬼でしたが、かなりの釣果があげられましたので本当であることを実証できたと思います。
とは言いながらも、竿頭の人は20匹以上の釣果をあげられていたのでまだまだではありますが|д゚)
ちなみに釣り船は夜になれば灯りがつきますので、ヘッドライトがなくとも釣りは可能ですが、手元での作業をするには暗いため、持って行った方が良いと思います。
22:00頃にストップフィッシング、22:30頃に今津港に帰り着きました。
(ギリギリまで釣れていましたので少しもったいない気持ちでしたが…笑)
ということで、7日間のメバルボウズの鬱憤を晴らすことに無事成功したはまちでした(*´ω`)
最終的な釣果は以下の写真のとおり、メバル10匹とアジ1匹でした。
(メバルはクーラーへ移す際に1匹海に落としましたので、9匹しか写真に写っていません笑)
メバルの料理
釣り上げたメバルは翌日に美味しくいただきましたので、紹介したいと思います!
①メバルのお刺身
やはりいつもこれは外せません。笑
いつも通り入念なアニサキスチェックのうえで作られたお刺身です(*´ω`)
釣ったばかりなので新鮮でぷりぷり!
味は淡泊であっさりしており、美味しくいただくことができました♪
②メバルの煮つけ
メバルと言えば煮付けのイメージがありますよね!
実際ネットで調べてもたくさんのレシピがありましたが、今回は先日購入した料理本「前略奥様 釣った魚は自分で料理します」を参考に煮つけを作成しました(*´ω`)
ホロっとほぐれる身は、味がしっかり染みてご飯のすすむ美味しい一品に仕上がりました♪
メバルは臭みのない白身魚なので、やはり煮つけにはびったりです。
③メバルの一夜干し
先日釣り具屋さんで見かけた一夜干しシートを衝動買いしていましたので、これを使ってついに一夜干しに挑戦!
冷蔵庫で寝かせること1日…メバルの一夜干しが完成しました♪
食べた感想としては、確かにおいしい…おいしいのですが、一緒に作ったアジの一夜干しの方が身がほぐしやすく、食べやすさという点ではアジが勝っていました。
しかし、味はアジにも負けませんので、機会があればぜひ皆さんも作ってみて頂ければと思います(*´ω`)
最後に
今回は最近私のハマっているメバルについてをご紹介させていただきました。
私の住んでいる明石近辺でもメバルが釣れ始めていますが、ハイシーズンはこれからかと思います。
なので、近くにメバルを狙える釣り船や、オカッパリからメバルを狙える漁港等がある方は、ぜひ春のメバル狙いを楽しんでみて頂ければ嬉しいです(^^♪